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コーチング導入事例 

DiSC研修・コーチング事例

行政組織の壁を越える「対話の力」
〜DiSC®研修とコーチングで育むチームづくり〜

近年、行政組織においても「縦割りの組織の枠組みを超えた柔軟な連携」や「対話の質の向上」が求められています。今回、働き方改革チーム、人事部、および管理職を中心に、DiSC®研修とパーソナルコーチングを実施しました。導入の背景から、受講後のリアルな意識の変化まで、担当者の方に伺ったインタビュー内容をまとめましたので、ぜひご一読ください。

実施概要

  • 対象: 働き方改革チーム、人事部、管理職を中心とした希望者(挙手制)
  • 内容: 基礎セミナー、DiSC®研修、パーソナルコーチング

※DiSC®(ディスク)理論とは

人間の行動特性を「主導(D)・感化(i)・安定(S)・慎重(C)」の4つのスタイルの強弱バランスで説明する行動分析理論です。
自己理解と他者理解を深め、相手との適切なコミュニケーションを促進し、成果を出せるチーム作りをサポートします。
(詳細は [こちら]

導入の背景

  • 「縦割り文化」が強く、部署を越えた横のつながりや上下の風通しに改善の必要を感じていた
  • 組織を横断して働き方改革やDXなどの取り組みを推進する上で、対話スキルの向上が求められていた
  • コーチングの概念やスキルの知識が不足しており、1on1でも一方通行の対話が多く見受けられた

効果

  • メンバー間の「仕事のスタイルの違い」を相互に理解し、すり合わせを行うことができるようになった(DiSCという共通言語の獲得)
  • チームの仲が深まり、「良いチームがさらに良くなる」という実感とともに、実務でのスムーズな連携に繋がった(心理的安全性と業務連携の円滑化)
  • 「沈黙を恐れず、相手の言葉を引き出す」姿勢への転換。部下への関わり方だけでなく、日常生活にも好影響が出た(「聞く」態度の変容)

導入の背景

―研修実施前、組織内にはどのような課題がありましたか?

当時は「コーチング」という言葉自体を知らない人が圧倒的に多く、「コーチが一方的に何かを教えるもの」という間違ったイメージを持たれている方も見受けられました。 職場での面談や1on1においても、上司が一方的に自分の経験談や「こうあるべきだ」という持論を話してしまう、一方通行のコミュニケーションが多かったと感じています。

また、年度当初のエンゲージメント調査でも、以下の2点が大きな課題として挙がっていました。

  • 「縦割り文化」が強く、横のつながりを持つ機会が少ない
  • 上下関係において、もっと「風通しを良くしたい」という現場の声

これらを改善するため、まずは組織の変革を担う働き方改革チーム、そして、人事部をはじめ人事評価に関わる管理職の方を中心に「対話のスキル」を身につける必要があると考え、導入を決めました。

感想と効果

―DiSC®研修を導入した感想を教えてください。

チームメンバーがそれぞれどのスタイル(D, i, S, C)に属しているかを知ったとき、「いかにもそうだ!」という強い納得感がありました。 相手と仕事の仕方が違っても、「相手が何を優先して動いているのか」という背景を知ることができ、相互理解が深まったと感じています。

例えば、私はiスタイルですが、Cスタイルの方と組む際、以前は仕事のやり方に疑問を持つこともありました。しかし、今はスタイルの違いを理解した上ですり合わせができています。

研修中にワーク形式でお互いの考えを発表する時間も非常に楽しく、一緒に受講した他のメンバーの皆さんも好感触で、チームの仲が深まったと実感しています。

また、この研修は「良いチームがさらに良くなるための研修」だと感じました。ある程度信頼関係や心理的安全性が保たれてるチームは特に効果を感じられると思います。

―パーソナルコーチングを受けてみて、どのような変化がありましたか?

一番の変化は、人の話を聞くときの「意識」です。 「相手が本当は何を言いたいのか」を深く考え、相手の話を引き出すように聞く習慣がつきました。以前は、会話の中の「沈黙」はよくないものと思っていましたが、「沈黙は悪いことではない」と学んだことで、じっくりと相手を待つことができるようになりました。これは職場だけでなく、家族との会話など日常生活でも役立つスキルだと感じています。

今後の展望

―今後、これらの施策をどのように広げていきたいですか?

DiSC®研修は、一定の信頼関係がある部署で実施すると特に効果が高いと感じているので、そうしたチームから優先的に、最終的には全部署に体験してほしいと考えています。また、パーソナルコーチングについては、管理職や昇任を控えた中堅職員の方に絞って実施するのも有効だと感じています。

―同じ悩みを抱える他の行政機関へ、メッセージをお願いします

DiSC®研修は「すでに関係性が良いチーム」を、さらに上のステージへ引き上げたい方におすすめです。パーソナルコーチングは、部下を持つ方はもちろん、仕事で聞く立場になる方にぜひ体験して欲しいです。また、仕事に限らず日常生活にも役立つスキルを知ることができるので、全ての方におすすめしたいです。

受講者の声

DiSC®研修

実務で変化を実感、職場の雰囲気もより和やかに

相手のスタイルが分かったことで、部下へ仕事を任せやすくなったり、上司に対して自分が果たすべき役割が明確になったりと、実務での効果を実感しています。また、研修をきっかけに会話が増え、職場での雰囲気が柔らかくなりました。

相手の『優先事項』を知ることで、受容力が高まった

レッテル貼りをするのではなく、それぞれのスタイルが優先していることやストレスに感じることを意識して会話できるようになりました。以前は『なぜ理解してくれないのか』とイライラしたりモヤモヤしたりすることもありましたが、DiSC®を学んだことで、違いをある程度受け止められるようになった気がします。

「個の集まり」からチームへ。業務の振り方を見直すきっかけに

これまでは1つの仕事を1人が担当するスタイルで、チームで働いている感覚が正直ありませんでした。しかし研修を通じ、グループではなくチームとして働く方が、働きやすさも成果もより良いものを達成できると改めて思い、業務の振り方自体を見直す必要性を感じました。特にチーム編成が変わった直後など、互いのことをまだよく知らない段階で受講すれば、相互理解が深まり、仕事がよりスムーズになるのではないかと思います。

多忙な部署こそ、あえて相互理解の時間を確保する価値がある

忙しい部署ほど、1on1ミーティングのような自己理解・他者理解の時間が取れないと思われがちですが、あえて研修としてこのような時間を確保し、お互いの内面を理解した方が、結果的には今後の業務がより効率的に進むと思いました。

パーソナルコーチング

自分の思考を分析する癖がつき、部下への接し方も変化した

自分の思考に対して「なぜそう思ったか」と分析する癖づくりの一歩になりました。また、自分が聞き手側になるときも、可能な限り相手に寄り添い、その思いを引き出す関わり方ができるようになりました。働くうえで悩んでいる職員にぜひ受けてほしいですし、1on1を実施する幹部側への説明機会などがあれば、より効果的ではないかと感じました。

内面を深く掘り下げたことで、感情に流されない客観性を得た

これまでは、自分の感情をそのまま思い込んでしまう節がありました。しかしセッションを重ねて自分を掘り下げていくと、本来の望みや意外な一面が見えてきました。その結果、自分を客観的に見られるようになり、一時の感情に流されにくくなったと感じています。想像以上に実りある貴重な経験で、毎回のセッションが楽しみでした。

言葉にすることで、仕事への見方が良い意味で変化

コーチングセッションで問いかけられ、自ら言葉にすることで、業務に対する考え方や見方が良い意味で変化しました。管理職や係長などに昇任するタイミングで、このような機会が得られるとより効果的だと思います。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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